浮世絵はデフォルメじゃなかった?

人間は柔らかさを前提にして、立ち、動いている

筋肉がもちのようにふにゃふにゃに柔らかくないと、筋肉の中の筋紡錘が働かず、重心感知がうまくできない
脳の中の前庭や三半規管も重力感知器官であるが、頭部の重力感知しかできず、体全体の重力感知をするには、筋肉を緩められるだけゆるめることが条件になる

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浮世絵はデフォルメじゃなかった?

浮世絵の絵に書かれた人間はデフォルメでもおふざけでもなく本当にあんな形の人間だったのです。現代の人が浮世絵を真似して書いても絶対に現代人の固い体の感じになります。自分自身がゆるんでいたからこそあれだけ本物に忠実に書くことができました

ぜひ、でスロー再生で(2分の1)この動画をご覧ください。
全員現代の相撲取りとは比べ物にならないほどレベルは高いが特に常陸山。相手に重みを預けるような体使い。普通の大人は体重を預けようとすれば、体中が力んでしまう。赤ん坊のようにゆるんでいる。

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ゆるんだ体と表情の常陸山

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筋肉が垂れている幼児

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絶妙な身体のパーツのポジションでが描いてある、柔らかさもうまく表現できている

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これほどまでに高いレベルの身体文化であれば絵に残したくなる気持ちもわかる

筋肉がゆるんでいる様子がうまく線で表現されている

首抜き、肩抜きをする女性たち。体をバランスよく使う身体技法

全身が柔らかく、家事や仕事もこういった身体文化に支えられていた。全員が肘抜きをできているし軸も通っている

ダーツのトップ選手も肘抜きや肩抜きができている人がいる

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同じくフェデラーのこの感じ。昔の人の高度な体使い。

何となく印象的な人も多いのではないか?上の女性だけでなく、剣術家もこういう身体使いができた
ボールを見るこの感じ。上の女の人とそっくりじゃありませんか?

フェデラーのフォアは。昔の剣術化が下から上に剣を振り上げるのと同じ

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現代のメッシなどをはるかにしのぐ身体能力を持った江戸人

浮世絵で描かれているのは身体文化そのものだった

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江戸時代の歩きを再現する高岡英夫さん 自然と歩きや走りで、どれだけ足が後ろに振れるかが身体能力の目安

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三日で500キロもの距離を時速33キロで走って移動していた飛脚

ウサイン・ボルトが時速44キロだからとんでもないスピードだったことが分かる

ちなみに人類最先端の、ウサイン・ボルト、末次慎吾、ポーララドクリフなどが見せたトカゲ走りをもっとゆるめて高度にした走り方なら理論上十分可能だと高岡さんは分析している。エリマキトカゲはあの体躯で時速27キロで走っている事からも立位で走ることが運動にいかに合理的か?

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江戸時代の浮世絵と酷似している1歳児ごろ

大人がこのレベルだった江戸時代の信じられない柔らかさ

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肘を伸ばしてウナギを抑える鰻屋

このまま包丁を入れていた
現代人には考えられない高度な体の使い方
肘にはほとんど力が入っていない。上の幼児も肘抜きができている



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右の人物の上半身の感じとかは異常だと思われる方も多いと思いますが、実はこれがとんでもなくゆるんだ人間です。肘が伸び切って肘抜きという身体操作ができ、肋骨まわりがゆるんで大きく風船のように膨らんでいます
股関節も内転筋が高度に使えているおかげで、股関節の外側が脱力し、あんなに足が開いている
現代人はお尻の横が固まってしまっている
股関節周りで、ハムストリングスと、腸腰筋が使えているので高重心のまま立てている
本当に上手に描けています

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ゆるんだ表情の高岡英夫先生 浮世絵のお兄さんに顔が似ています

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浮世絵 赤ん坊に比較的近いジダン

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動物はこのように我々の知っている形に描けている

人間だけおかしい形に書いていたわけではない

脳疲労、筋肉の疲労は、赤ちゃんの頃からの長期的な疲労、ここ数年の中期的な疲労、ここ最近の短期的な疲労がある

よく、筋肉が固くなることはないという人がいますが、筋トレをしたりすると特に固くなります。
ゆる体操で身体の疲労をとると、普段使っていない深い筋肉を少しづつ使えるようになるので、脳疲労を起こします。
脳疲労の解消能力も少しづつ上がっていくので脳も疲れにくく、普段の思考でも長いこと考えられるようになります。
仕事で能率が下がってきた時、ゆる体操で脳疲労がたまってきた時、仕事で帰って脳疲労がたまっているときなどにやるとそれがすっきりとることができます。
脳疲労をとる方法があること(脳疲労は寝ないと取れないと思われている)は世間では常識にないことです。
つまりこれを知っていれば勉強や仕事で、圧倒的に有利だということです。
実は高岡さんの講座も12年ほど前までは個の脳疲労解消をせずに6時間の講座をしていたのですが、最初の1時間を過ぎてから残りの5時間脳疲労で全く効果がないという現象が起きてました。最近の講座は必ず30分ごとに脳疲労解消のペットボトル首モゾモゾ体操をやっています。これにより6時間ぶっとおしでできるようになります

つまり、勉強でも長時間やると30分ほどやって、あと数時間やるとしたら非常に効率が悪い言うことです。そこで、脳疲労がたまったところで、脳疲労解消体操をすればすぐに回復できます。
脳疲労は実は筋肉疲労もそうですが、短期的な疲れしか取れていません。ここ数年から数か月ぐらいまでにたまった中期的な筋疲労、脳疲労が解消されずにずーっと残っている。長期的な疲労になると赤ちゃんの頃や小学校の頃からの脳疲労、筋疲労がずーっと残っていたりします
これをいわゆる解消するのがゆる体操であり、柔らかくする方法です。

首や頭ですから、くれぐれも強くしないように、優しく力を抜いてゆっくりゆったりお願いします。首の関節の可動範囲にないような動かし方もだめです。無理なくお願いします

首周り肩周りの疲労も取れて気持ちいいですよ
ぜひ上手になってお役立てください

ゆる体操はコツがあり、多少研究が必要。独学でももちろん非常に効果がある。亀の甲より年の劫で年数が物を言う


ゆるむということは広義の老化現象の逆の現象で、本質的に人間にとって重要なのにもかかわらずとても難しい。だからゆるんでいる人の人数はこの世にとっても少ない。

やっぱりゆる体操やってみて思うのは、コツを早く知っていれば良かったなと思いましたし、やる上で間違った先入観を持ってたこともたくさんありました。教室に最初何度かいって、ゆるむという感覚だけでもつかめば違うと思いますよ。とても気持ちがいいですからね。
特に健康志向で行く人ももちろん教室はおすすめですが、スポーツに比べて健康(ストレス解消肥満解消、うつ解消、腰痛肩こり解消、)等は割と自分でやってもすぐ結果がわかりやすく出たりします。その効果は他の治療法と比べても明らかにあります。何せスポーツの能力を格段にあげるポテンシャルがあるのですから、当然健康度も格段に上がります。
ですがスポーツとなると、情報を聞くといきなりイチローやマイケルジョーダン、ジダンなどを頭においたり、そうでなくてもすぐに上達を考えたりしますが、そもそもゆるめるということは難しいです。それに普通人というのは本当に日々少しづつ固まったりもしてますし。ですから数日や1週間ではスポーツにはあまり変化もわからないと思います。せいぜい疲れにくいと思うぐらいでしょう。
もしわれわれのような何年もやって、自然と観察力が鍛えられていれば、違いが分かりますが、そうでないので。
どうしても強くなりたい!これって本当に結果出るのか?騙されてないか、各省がほしい!と焦ってやってしまうと冷静に考えられませんし、力んだりもしてうまくいきません。計画性もなくなるし
しかも筋トレなどに比べて筋肉痛のような手ごたえもなく、むしろ力みを抜いてやらなければいけないので、継続が難しいといえると思います。
健康志向でゆる体操数年やっててある日気づいたらスポーツが劇的にできるようになってたという例のほうがむしろ結構あるでしょう。
しかし、3年~5年かかっても本質的な身体能力、生まれながらに持っているセンスを上げることができるという事実はものすごい画期的だと思います。本当にそれぐらいの年数をかければ町の愛好家からオリンピック級の人になれるのですから。
実際に指導員などは大半がそうなっていると言っていいでしょう。画像で見ればわかりますし、動きを見ればわかります

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わかりやすいところで本田選手の上半身と下半身を比べてみたら分かるかもしれません
彼の上半身は浮世絵の人です。世界のトップレベル。ゆらゆらしてすらーっとしています。実際に彼はその上軸のおかげで視野が広く、相手を上半身の柔らかさで重心を微妙にずらして相手を抑え込むというのが得意にしています。これは全然力を使っていません。力を使ったら他の動きをする余裕がないでしょう。しかし下半身はどたどたして太ももに力みがあってカッコ悪いですね。下半身をよくできれば世界のトップ選手になれたでしょうが。結果として上半身もダメになりましたね。彼は最近はやっていることも迷走気味ですが、ここも身体が固まって。軸がなくなった影響がもろに出てるでしょう。

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